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幸運になるためのヒント

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『Good Luck』
(アレックス・ロビラ 著、フェルナンド・トリアス・デ・ペス 著、 田内 志文 訳)

内容

54年ぶりに公園のベンチで偶然出会ったジムとマックス。
貧い家庭に育ったジムが会社を立ち上げ、充実した人生を歩んできたのに対し、
裕福な家庭に育ったマックスは事業に失敗し、仕事も、財産も、すべてを失っていた。
そんなマックスに、ジムは祖父から聞かされた『運命をわけたクローバーの物語』を語った。

白いマントの騎士サー・シドと黒いマントの騎士サー・ノットは、
「7日後に、魅惑の森に生えるという魔法のクローバーを探しにいってほしい」
という魔術師マーリンの言葉に従い、手にした者に限りなき幸運をもたらす
という魔法のクローバーを探しに旅だった。

広大な魅惑の森で、二人は大地の王子ノーム、湖の女王、木々の女王セコイア、
石の母ストン、魔女モルガナなど様々な人物との出会うことになる。

「魔法のクローバーを見つける」という自らの目的だけを考えるノットは、
自分の目に見えるものだけしかみようとしない。手がかりが得られないと、
すぐに諦めてしまい、次第にマーリン対する不信感を強めて行く。
結局は、何の手がかりも得られず、しまいにモルガナに騙されて、マーリンを殺そうとする。

一方で、謙虚な姿勢で、まわりへの配慮を忘れることのないシドは徐々に
手がかりを集めていく。 そして、魔法のクローバーに必要な材料・環境を整え、
ついに7日後、魔法のクローバーを手にする。

学び

物語を通じて、シドとノットは魅惑の森の住人たちに出会う。
 そして、徐々に魔法のクローバーに近づいていくシドと、
逆に遠ざかっていくノットの対照的な行動から、
GOOD LUCKを得るための学びが得られる。

運は、呼びこむことも、引き留めることもできない。幸運は、自らの手で作り出せば、永遠に尽きることはない。
誰もが幸運を手にしたがるが、自ら追い求めるのはほんのひとにぎり。
幸運が訪れないからには、訪れないだけの理由がある。幸運をつかむためには、自ら下ごしらえをする必要がある。
欲するばかりでは幸運は手に入らない。幸運をよびこむひとつのカギは、人に手をさしのべられる広い心。
下ごしらえを先延ばしにしてしまえば、幸運は絶対に訪れてくれない。どんなに大変でも、今日できることは今日してしまうこと。
自分の知っていることがすべてとは限らない。幸運をつかむには、あらゆる可能性に目を向けなくてはならない。
偶然しか信じぬ者は下ごしらえをする者を笑う。下ごしらえをする者は、なにも気にしなくていい。
幸運をエサにするような人は信じないこと。幸運は売り物でも、道具でもないのだから。
できることすべてをやったら、焦らず、あきらめぬこと。自分には必ず幸運が訪れると信じ、甘い言葉には耳を貸さぬこと。
幸運を作るというのは、チャンスに備えて下ごしらえをしておくこと。だがチャンスを得るには、運も偶然も必要ない。それはいつでもそこにあるものなのだから。
 
所感

幸運とは訪れるのを待つものではない。

シドが魔法のクローバーを創りだしたように、
幸運もまた日々の 生活中で下ごしらえをしていくことで、
自らの手で創りだしていくものだ。

そして、幸運を得るにはそれ相応の努力が必要だ。
チャンスはそこら中にいくらでも転がっている。
シドのようになるか、ノットのようになるか、あとは自分次第。

If you wanna be happy, take action !!


We just want to be together!

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『小さな恋のメロディ(原題:Melody)』(1971年、イギリス)



あらすじ

パブリックスクールに通う少年と少女の心温まる純愛ストーリー。

バレエの練習をしていたメロディに一目惚れしたダニエルは、
メロディに積極的にアタックする。次第に、メロディもダニエルを
意識し始め、二人は両思いに。そして、学校をサボって、海へ遊びに行く二人。
 しかし、そのことが学校の教師にバレると、二人は突然「結婚宣言」。

子供の突然の結婚宣言に反対する親たち、二人の結婚のことをばかにする同級生。
ただ単に、一緒にいたいだけなのに、そうさせないまわりに困惑する二人。
しかし、二人と同級生たちは二人の「結婚式」のために従業をエスケープする。
「結婚式」を阻止しようと追ってくる教師や親たち。それに立ち向かう子どもたち。
爆弾好き少年の爆弾で親たちを撃退して、子どもたちが歓喜に湧く一方で、
「結婚」したダニエルとメロディはトロッコに乗って、新たな旅路へ。





















所感

いわゆる「純愛物語」だけど、「人を好きになる」という純粋な気持ちの
優しさや尊さを思い出させてくれる作品。年齢や周りの目を気にせず、
「幸せ」をただ純粋に求めるダニエルとメロディの姿を見て、
自分のくだらないプライドや世間の評価などをつい気にしてしまう自分は
「大人になってしまったな」と実感。(まだまだ若造だけど)
純粋に「幸せ」を求める気持ちを大切にしていきたいと改めて感じた。

自分の母親が小学生の時に見た映画らしく、突然借りてきたので、自分も見てみた。
ダニエル役のMark Lesterとメロディ役のTracy Hydeはこの純愛ストーリーにハマリ役。
純粋に互いを求め合うダニエルとメロディの姿が微笑ましかった。

ダニエルはメロディを意識し始めてから、メロディばかり見ているが、
いざ目が合うと、目をそらしてしまう。 そんな純粋なダニエルを見て、
早く自分の子供の恋愛話を聞いてみたいなんて思った(笑)
 
「なぜ結婚してはいけないのか」と親に問い詰めるメロディに対し、
きちんとした理由で答えられない親たち。 そんな親にメロディが
言い放った「We just want to be together!」という言葉が印象的だった。

また、映画の随所に出てくる1970年代のイギリスの街並みとそれに合わせて
流れるTHE BEE GEESの曲がいい感じに、古き良き時代の雰囲気を演出していた。
サントラも買おうかななんて思った。